◯得点 一橋-法政
1Q 0-1
2Q 0-0
3Q 1-1
4Q 2-1
合計 3-3
◯PC 一橋-法政(かっこ内はPCによる得点)
1Q 0-1(0-0)
2Q 0-1(0-0)
3Q 0-4(0-1)
4Q 0-2(内PS0-1)
合計 0-8(0-2)
◯SO 一橋-法政
4-2
【得点】
3Q 4分半 FW佐川
4Q 4分半 FW渡部
4Q 14分 FW阿部
【失点】
1Q 4分半 #5
3Q 9分 #13
4Q 15分 #3
◯スターティングメンバ―
LW …渡部眞(3年)CF …阿部航(2年)RW …秦野峻輔(4年)
LH …泊佑樹(4年) CH …岩尾康平(4年) RH …三木優也(2年)
LB …龍英汰(3年) FB …小糸翔太(4年)FB …田中伶旺(4年)RB …工藤翔(1年)
GK …池田拓真(4年)
〇ベンチ入りメンバー
FW 池田幸汰(2年)佐川想(2年)矢萩英太(1年)
MF 菅谷凌平(3年)仲澤元(3年)日野創太(1年)
DF 小堀航太郎(2年)中島丞偉(2年)西村柊(2年)山下純(2年)
GK 村山太河(2年)
◯監督
H1年卒 西間庭浩
◯コーチ
関西学院大学卒 時田浩成
◯ベンチ入りマネージャー
大竹あずさ(4年) LUO LAN(4年)井村美羽(2年)
「試合概要」
「1部5位」という目標に向け、絶対に負けられない試合。序盤から緊張感のある展開が続いた。1Qで相手に先制を許すも、チームはすぐに気持ちを切り替え、集中を保ちながら反撃の機会を伺った。3Qでは粘り強い攻撃が実り、見事な連携から同点弾を奪取。しかしその直後、相手にも1点を返され、再び追う展開に。4Qでも互いに譲らない激しい攻防が続く中、一橋は最後まで諦めず、執念のプレーで再び同点に追いつく。試合はそのままSO戦にもつれ込み、会場全体が緊張に包まれる中、GK池田が冷静かつ勇敢なセーブを連発。攻撃陣も落ち着いてシュートを決め切り、最終的に一橋が勝利を収めた。この勝利により、チームは「1部5位」達成へ大きく前進した。
【1Q】
法政大学のセンターパスで試合が始まった。。序盤は法政がボールを回す展開が続くも 2分、自陣で FW 秦野がボールを奪いカウンター。FW阿部へのパスを法政#14が外へ掻き出し一橋ボールとなる。その流れから MF 岩尾がサークル内にボールを放るも得点には繋がらない。その後は押し込まれる時間が続く。5 分、DF 小糸のスクープでこの展開を打破したかに思えたが、逆に法政#3 が放ったスクープを一橋の守備陣が処理できず、法政#5 へ渡る。そのままサークル内に侵入し、角度のないところからの強烈なリバースヒットで先制する。試合はなおも法政ペースで進む。10分、法政の素早い展開により 23m ラインを超えてボールを受けた法政#11を DF 龍がサークル外で止めに入ったものの、反則をとられ PC の判定。この PC は相手のミスに終わり、追加点は許さない。11 分、自陣サークル際でボールを奪った DF 工藤がそのまま独走。相手の 23m ラインを突破するも打ち込みは法政#14 に阻まれる。14 分、FW矢萩との連動したプレスにより法政#4のパスミスを誘発したFW秦野がボールを奪取。23mラインを突破しサークル内へ侵入するも、惜しくもタッチラインを割る。獲得したロングコーナーで、MF 泊が駆け上がる DF 田中へ素早くリスタート。打ち込まれたボールをサークル内で FW 阿部が上手く受け、さらにファーにいた FW 秦野へパスを送るも触れることができず、1Q が終了する。
【2Q】
試合開始から1分半、#13のパスを受けた#12がそのままサークルインを狙う。ここでDF龍のオブストラクションの反則により、相手にPCが与えられる。このPCでは、ストッパーの#8がエンドラインまでえぐり込み、ゴール前に構える#11へパス。#11がそのままシュートを放つも、GK池田が鋭い反応を見せ、得点を許さない。4分、DF田中が23mライン付近までドリブルで持ち込み、サークルトップに待つFW秦野へスクープを送る。FW秦野はうまくタイミングを合わせられず、惜しくも相手ボールとなる。その後も一橋は敵陣で積極的に攻撃を仕掛けるが、相手DFの堅い守りに苦しむ展開が続いた。10分、相手のカウンターから#22がゴール前に待つ#8へロングパスを通そうとするが、一橋DF陣が素早く反応し、ボールはエンドラインを割る。13分半、一橋の攻撃。MF岩尾が23mライン付近から鋭いスクープを放ち、FW秦野がこれを受けてサークル内のMF泊にパス。しかし相手DFにカットされ、惜しくもチャンスを逃す。ラスト1分、両チームとも集中を切らさず、一進一退の攻防を展開。そのまま互いに得点を許さず、2Qを終えた。
【3Q】
開始から 11分半、法政#17 からのスクープを法政#5 がサークル内で受けるが FW 阿部が体を張った守備。こぼれ球を拾った法政#5 が放ったリバースシュートは GK 池田が素早い反応でクリアした。3 分、法政の 23 m内からのリスタートに対して守備にあたった DF山下がバックスティックの反則を取られ、法政に PC を与えてしまう。この PC では相手のミスも重なり得点を許さなかった。4 分、交代で入った DF 田中のパスを受けた FW 秦野はドリブルでサークル内に侵入。ゴール前でパスを受けた FW 佐川が力強いシュートを放ち、一橋は同点に追いついた。8 分、相手のサークル内へのスクープに対して DF 龍が反則を取られ、法政が PC を獲得する。この PC では相手のシュートを DF 龍が体を張った守備で止めたが、反則を取られ法政が連続して PC を獲得した。9 分、2 回目の PC では法政#3 のフリックシュートがゴール右隅に決まり法政が得点。一橋は再び追いかける展開となった。10分、法政#22 がドリブルでサークル内に侵入してシュートを放つが、GK 池田の素早い反応により相手の攻撃を阻む。同じく 10 分、法政#22 のドリブル突破から、法政#5、#15 が立て続けにシュートを放つが、GK 池田のファインセーブによって法政に得点を許さない。しかしここでサークル内での反則を取られ、法政に PC を与える。この PC では得点を許さなかったが、MF 岩尾の反則により法政は再び PC を獲得。11 分、2 回目の PC では相手のシュートはゴールの枠をとらえきれない。その後も法政の激しい攻撃に粘り強い守備で対抗した一橋は、これ以上の追加点を許さず 1 点を追って 4Q に突入した。
【4Q】
4Q開始後すぐに一橋は 23 m付近の反則からのリスタートで MF岩尾がサークル内に放り込んだボールは、惜しくもFW渡部が触ることができず、法政#1 に阻まれる。2分半、法政#22 がサークル付近で得た反則から華麗なドリブルで一橋 DF を抜き去り、強烈なリバースシュートを放つも、GK池田がセーブする。さらに連続してこぼれ球を法政#13 が拾いシュートを放つも、GK 池田がこれも防いで、一橋は法政の波状攻撃をなんとか防ぎきる。追いつきたい一橋は 4分、ドリブルで持ち上がった岩尾が右サイドの MF 泊につなぎ、泊が打ち込んだボールがゴール前まで流れ、待ち構えていた FW 渡部がしっかりと流し込み、待望の同点弾となる。その後、両チーム一進一退の攻防を繰り広げるが 13 分、DF 小糸により打ち込まれたボールに反応した FW 阿部がえぐってからシュートを放ち、ゴール左隅に入る。これにより、一橋は逆転する。しかし、終了間際、法政#8のシュート際に絡んだ対応が反則をとられ、エキストラ PC となる。法政#3 の放ったフリックが DF 龍の足へ当たったことで反則となり、PS を献上してしまう。これを法政#3が決め、3-3 の同点で 4Q を終え、SO戦を迎える。
【SO戦】
SO戦は互角の展開で幕を開け、両チームが一歩も譲らない激しい攻防を繰り広げた。先攻の一橋。1番手・FW秦野が果敢にドリブルで相手を翻弄し、ゴール前へ切り込む。冷静なフェイントから放たれた強烈なシュートがゴールネットを揺らし、一橋が先に1点を奪う。続く法政の1番手に対しては、一橋GK池田が素早く飛び出し、鋭い読みで相手に強烈なプレッシャーを与える。体を張ってコースを塞ぐも、わずかにこぼれ球がゴールに転がり込み、スコアは1-1に。
2番手・MF岩尾は鋭い切り返しから一瞬の隙を突き、力強くシュート。相手GKの反応を許さず、再びリードを奪う。その直後、法政の2番手が巧みなドリブルで池田を揺さぶろうとするが、池田は微動だにせず冷静に対応。タイミングを見極めて見事にブロックし、得点を許さない。
3番手・DF小糸はパワフルなドリブルでゴール前まで運び、渾身のシュートを放つが、惜しくも相手GKに阻まれる。法政の3番手がスピードに乗って攻め込む中、池田は最後まで冷静さを失わない。絶妙なタイミングで前へ飛び出し、相手の動きを封じ込める。シュートコースを完全に消し、相手はなすすべなくボールを失う。落ち着きと胆力が際立つ守護神のプレーだった。
続くDF工藤は相手を背負いながらもリバースシュートを狙い撃ち、ボールは見事にゴールへ吸い込まれる。一橋が2点差にリードを広げる。次の法政の攻撃。ここを止めれば勝利という場面で、池田は最後まで集中を切らさず立ちはだかるが、わずかにこぼれ球がゴールラインを越え、法政も意地の1点を返す。
最後の一橋5番手、FW渡部。重圧の中でも冷静にボールを扱い、相手GKの動きを見極める。タイミングを外した巧みなフェイントから放ったシュートがゴール隅に決まり、試合を決定づけた。スコアは4-2。一橋の勝利。最後まで集中を切らさずゴールに立ちはだかったGK池田。仲間を信じ、互いに支え合いながら戦い抜いたチーム全員の気迫が、会場を包む大きな歓声とともに輝きを放った。
【主将総評】主将 4年 池田拓真
先日の試合では、1部校である強豪・法政大学に見事勝利を収めることができました。試合は終始、相手にボールを支配される苦しい展開となりましたが、チーム一丸となって粘り強く守備を続け、わずかなチャンスを得点につなげ、格上相手に3点を奪うことに成功しました。
勝負の行方はSO(シュートアウト)戦へともつれ込みましたが、日々の練習の成果を存分に発揮した攻撃陣が躍動し、堂々たるプレーで勝利を掴み取りました。自分たちの成長と自信が感じられる素晴らしい一戦となりました。
また、この日は「ファミリーデー」ということもあり、多くのOB・OGの皆様にご来場いただき、心強い応援をいただきました。皆様の温かいご声援が、選手たちの背中を強く押してくれたことに深く感謝申し上げます。
今シーズンの目標である「1部5位」達成に向け、チームはますます士気を高めています。次の試合でも全力を尽くし、応援してくださるすべての方々に良い報告ができるよう、引き続き努力してまいります。
◯試合にお越しいただいたOB・OGの方々(以下敬称略)
※お名前が漏れている方がいらっしゃいましたら何卒ご了承ください。
S55卒 萬納 宏俊
S57卒 大谷 泰彦
S58卒 小川 仁志
H2卒 下前 雄
H5卒 山村 泰長
H11卒 百濟 晋
R5卒
喜多村 亜巳
柴田 聖也
直江 駿
松井 優弥
R6卒
足立 若菜
佐藤 萌
西畑 日和
R7卒
宮瀬 幸希
北村 友希
本日はご多忙の中、「ホッケーファミリーデイ」にお越しいただき誠にありがとうございました。
たくさんのOB・OGの皆様をはじめ、部員のご家族やご友人の皆様とも一緒に応援することができ、親睦を深めることができました。
また「一部リーグ5位」という、秋リーグの部の目標達成に大きく近づく勝利を皆様とともに掴むことができ喜ばしく思います。
次の順位決定戦に向けて部員一同さらに練習に励んでまいります。
今後とも一橋大学フィールドホッケー部への応援よろしくお願いいたします。
【1Q】
【2Q】
【3Q】
【4Q】
【SO戦】