◯得点 一橋-中京
1Q 0-2
2Q 0-1
3Q 1-0
4Q 0-3
合計 1-6
◯PC 一橋-中京(かっこ内はPCによる得点)
1Q 0-1(0-1)
2Q 0-1(0-1)
3Q 2-2(1-0)
4Q 1-0(0-0)
合計 3-4(1-2)
〇得失点
【得点】
3Q12分半 DF龍
【失点】
1Q4分半 #18
1Q8分 #6
2Q13分半 #2
4Q6分 #13
4Q11分 #7
4Q14分 #6
〇スターティングメンバ―
LW …渡部眞(3年)CF …阿部航(2年)RW …秦野峻輔(4年)
LH …菅谷凌平(3年) CH …岩尾康平(4年) RH …泊祐樹(4年)
LB …龍英汰(3年) FB …小糸翔太(4年)FB …田中伶旺(4年)RB …工藤翔(1年)
GK …池田拓真(4年)
〇ベンチ入りメンバー
FW池田幸汰(2年)佐川想(2年)矢萩英太(1年)
MF仲澤元(3年)三木優也(2年)日野創太(1年)
DF 小堀航太郎(2年)中島丞偉(2年)西村柊(2年)山下純(2年)
GK 村山太河(2年)
〇監督
H1年卒 西間庭浩
〇コーチ
関西学院大学卒 時田浩成
◯ベンチ入りマネージャー
大竹あずさ(4年)LUO LAN(4年)
【試合概要】
年に一度の全国大会である第74回男子全日本学生ホッケー選手権大会初戦、一橋は中京大学と対戦した。秋リーグ開幕後敗戦が続く一橋は、ここで白星をあげ今後のリーグ戦に勢いをつけたいところだったが、序盤から中京のスピード感のある攻撃に翻弄される。3点ビハインドで迎えた後半、一橋はPCを獲得し得点を奪取するも、中京は攻撃の手を緩めることはなく1-6で試合は終了。一橋は無念の初戦敗退となった。
【1Q】
一橋ボールで試合がスタート。序盤はお互いに攻めきることができず、膠着した展開が続く。試合が動いたのは5分、中京大学が23mライン直前でポイントを獲得しヒットでの打ち込み。サークル内にいたDF小糸がレシーブを試みるも、収めることができずPCを献上してしまう。中京大学は#7から#13へのパスで意表を突き、そのまま#2がタッチシュートを決め1点目を奪う。6分、早期に追いつきたい一橋大学は前線からの猛プレスを仕掛けると、FW秦野が相手のパスを至近距離で奪取。しかし、相手の堅牢な守備に阻まれ、チャンスにはつながらない。9分、FW佐川からMF岩尾へのパスを中京#2が阻止すると、そこからパスを受けた中京#6が華麗なドリブルで一橋ディフェンスを3人突破。サークル内でDF龍を十分引き付けたところで右サイドから駆け上がった#7へパス。それに対しGK池田が敏捷なチャージを行うも、中京#6が再びパスを受け無人のゴールへ流し込む。1Qにして、早くも中京大学が2点目を獲得。なんとか一点を返したい一橋であったが、中京大学のテクニックに対応しきれず、中京大学が主導権を握り続けたまま1Qが終了。
【2Q】
一橋ボールで2Qが開始される。何としても2点の差を縮めたい一橋であるが、中京に押し込まれる展開が続く。3分、中京#4が右サイドから巧みな3Dドリブルで切り込んでくるが、ここはDF山下がボールを奪い切りピンチを切り抜ける。その後もチャンスを作りたい一橋だが、中京の堅い守備に阻まれ攻撃の糸口を見つけられない。10分、MF三木が中盤でボールロストしてしまうと、中京#6が華麗なドリブルで一橋DF陣を翻弄し、サークル内の中京#17にパスが繋がる。中京に決定機を作られたが、GK池田のナイスセーブと中京の反則によりピンチを切り抜ける。12分、反撃したい一橋は自陣サークル内の守備でDF小糸がボールを奪取し、ドリブルで相手を引き付けて、FW池田につなげる。MF三木に繋がり、23mラインを突破するが、相手の厚い守備に阻まれてしまう。その後、中京のカウンター攻撃で自陣サークル内への侵入を許すと、反則により中京にPCを与えてしまう。一度はGK池田が防いだものの、こぼれ球を中京#2に押し込まれ点を決められてしまう。個人技が光る中京の攻撃陣を前に失点を1点に抑え、前半を終えた。
【3Q】
3分、DF小糸が左サイドライン際を力強くドリブルで駆け上がる。23m付近で中京DFに阻まれるも、こぼれ球をMF菅谷が回収。23m内のFW渡部へとつなぎ、そのままドリブルでサークル内へ侵入した。ここで中京DFのキックの反則を誘い、PCを獲得する。DF小糸の放った鋭いフリックシュートは中京GKに弾かれたが、こぼれ球にFW秦野が反応しシュート。しかしこれも中京GKの好セーブに阻まれ、惜しくも得点には至らなかった。続く4分、DF小糸のパスが右サイドラインを割るかに見えたが、FW秦野がギリギリで受け止める。FW阿部へのパスで再びサークル侵入を狙うも、中京DFにカットされ、チャンスは続かなかった。12分、フィールド中央でMF岩尾とMF三木が連携してボールを奪取。素早くサークル内のFW矢萩へパスを通すと、放ったシュートが中京DFの足に当たり、再びキックの反則でPCを獲得。ここでDF龍が放ったシュートが板を鳴らし、一橋が待望の1点を返した。13分、中央でのプレー中にFW矢萩が後方からのプッシングを取られ、グリーンカードにより2分間の退場。数的不利となった一橋に対し、中京は勢いを増して攻め込む。14分、中京が23m内で細かくパスをつなぎサークル侵入。キックの反則でPCを奪取される。さらにそのシュートがMF三木の足に当たり、連続でPCを献上する苦しい展開。しかし、GK池田が相手の渾身のシュートを好セーブで防ぎ、追加点を許さない。
守備陣が粘り強く耐え、攻撃陣も反撃の糸口をつかみ始めた一橋。勢いを取り戻し、最終第4Qへと望みをつないだ。
【4Q】
1-3と二点差で迎えた最終クオーター。何とか点差を縮めたい一橋は、MF岩尾をFWに起用し攻撃的なプレスを敷く作戦に出る。しかし中京も攻撃の手を緩めない。試合開始2分半、中京#2がサークル内でDF小糸のドリブルをカットしフィールドショットを放つ。ここはGK池田が冷静にクリアし一橋は難を逃れる。6分、中京#6が左側から23mラインを突破するとトップスピードのままゴール前までえぐってボールを運ぶ。#13がゴールにボールをねじ込み中京は4得点目をあげる。8分半、MF菅谷が相手のパスをカットすると、パスを受けたMF岩尾が23mラインを突破する。中京の守備陣をターンでかわし、サークル内のFW秦野にボールが繋がるが、#5にカットされシュートには至らない。直後、23mライン内でのリスタートでMF泊からMF岩尾へのダイレクトパスが通りシュートシーンを演出する。ボールは中京GKに弾かれたもののこのプレーで一橋はPCを獲得する。ここではDF小糸のフリックが中京GKに止められてしまう。11分、中京#6が巧みなドリブルで一橋の守備陣をかわし#7にパスを出す。GK池田の決死のセーブも間に合わず、中京は5点目を獲得する。後がなくなった一橋は14分、FW渡部とFW秦野が2枚で中京#6からボールを奪取。23m内で果敢に攻撃するも得点には至らない。直後、中京#7がDF工藤からボールを奪うとゴール前へとボールを運び、中京#6が6点目を決める。そのまま試合は終了し、1-6で敗北となった。
【主将総評】主将 4年 池田拓真
今回の試合も入りに失点を重ねたことが、試合を決定づけてしまいました。何度も同じ轍を踏んでいることを、主将として情けなく感じております。思ったような結果が出ず、苦しいシーズンですが、来週末のタスキ戦に向けて、もう一度前を向き、チーム一丸となって練習に励んでまいります。今後とも応援よろしくお願いいたします。
本日の試合動画は、以下のリンクよりご覧ください。
動画の概要欄には得点及びPCの時間を記載しておりますので、そちらもご参照ください。
【1Q】
【2Q】
【3Q】
【4Q】