6月29日(日) 春季リーグ1部2部入替戦vs早稲田大学 結果報告


◯得点 一橋-早稲田

1Q 0-1

2Q 0-0

3Q 2-0

4Q 1-0

合計 3-1

◯PC 一橋-早稲田(かっこ内はPCによる得点)

1Q 0-1

2Q 0-5

3Q 0-0

4Q 0-4

合計 0-10(0-1)

〇得失点

【得点】

3Q12分 MF泊

3Q13分半 FW阿部

4Q7分半 FW秦野

【失点】

1Q 12分半 #3

〇スターティングメンバー

LW …秦野峻輔(4年)CF …渡部眞(3年)RW …阿部航(2年)

LH …菅谷凌平(3年) CH …岩尾康平(4年)RH …三木優也(2年)

LB …龍英汰(3年)FB …小糸翔太(4年)FB …田中伶旺(4年)RB …工藤翔(1年)

GK …池田拓真(4年)

〇ベンチ入りメンバー

FW田中悠世(3年)、佐川想(2年)、澤木魁人(2年)

MF 泊佑樹(4年)、仲澤元(3年)、池田幸汰(2年)

DF 小堀航太朗(2年)、西村柊(2年)、山下純(2年)

GK 村山太河(2年)

〇監督

H1年卒 西間庭浩

〇コーチ

関西学院大学卒 時田浩成、明治大学卒 橋本岳樹

〇ベンチ入りマネージャー

山西真央(4年)、ラ・ラン(4年)、井村美羽(2年)

【試合概要】

春リーグ最終戦となる一部二部入替戦。一部7位の早稲田大学という強敵を相手に、一橋は怯まず果敢に挑んでいく。序盤で相手の得点獲得を許してしまうが、後半戦、MF泊による得点獲得を反撃の狼煙に一橋は勢いを増して得点を重ね、3-1で試合は終了。一橋は白星を飾り、今季リーグで掲げていた「1部昇格」という目標を達成することができた。

【1Q】

試合開始から3分、早稲田が鋭い突破で23mラインを越え、ゴール前に走り込む選手へパスをつなぐ。すかさず放たれたシュートに対しては、GK池田が素早く反応。果敢に飛び出してボールをクリアし、一橋は序盤の決定機を冷静にしのいだ。その後も早稲田の攻勢は続き、再びシュートを狙われる場面もあったが、ここでは相手の反則を誘い、一橋がボールを奪い返して自陣からの展開に持ち込む。6分、自陣で迎えた早稲田のサイドリスタート。早稲田#5がサークル内へボールを放り込むと、こぼれ球に反応した早稲田#19がこれを拾い、ドリブルで再び23mラインを突破。スピードに乗ってサイドから一気にゴールに迫ってくる。しかしここで、一橋のDF小糸とFW秦野が見事な連携を見せ、相手に対して鋭くプレッシャーをかけ続けた。たまらず早稲田#19がアップの反則を犯し、再び一橋ボールとなる。その後、一橋は押し込まれる場面が続くも、集中力を切らさず粘り強く守り抜く。守備陣は素早い寄せと密着したマークで相手を封じ、決定的なチャンスを与えない。12分、一橋はサークル付近での守備でファウルを取られ、早稲田にPCのチャンスを与える。このPCでは、早稲田#3がフリックシュートを放ち、一橋の守備陣を振り切ってゴールを決め、早稲田が先制点を挙げる。ラスト2分、一橋は反撃に出る。積極的に攻撃を仕掛けてゴールに迫ったものの、最後までシュートには持ち込めず、惜しくも得点には至らなかった。互いに一歩も譲らぬ攻防のまま、0-1で第1Qを終えた。

【2Q】

0-1と相手の得点を追う形で始まった2Q。開始早々、一橋は早稲田に二度のPCを与えてしまうが、どちらもGK池田の果敢な飛び出しにより相手の得点を許さない。2分、DF小糸からのストロングパスが敵陣サークル内に待機するFW秦野につながるが、相手DFに阻まれシュートチャンスを得られない。3分、早稲田#9が自陣23m・サークルラインを突破し、GK池田との1on1となるが、GK池田の勇気あるクリアによって相手のシュートチャンスを奪う。その後も一橋DF陣とGK池田の強固な守りが会場を沸かせる。9分半、一橋は早稲田に再び二度のPCを与えてしまうものの、三度目のPCではDF小糸の素早い飛び出しによって、四度目のPCでは早稲田#3のフリックシュートの軌道を完璧に読んだGK池田のクリアによって無失点で収める。16分、早稲田#14のポイントによる早稲田の五度目のPCにおいても、GK池田とDF陣の冷静な守りによって相手にシュートチャンスを与えないままボールをサークル外へクリアする。

2Qは早稲田優勢の試合展開が続いたが、GK池田・DF陣をはじめとする一橋の強固な守りにより無失点で終了。0-1の状態で後半戦へ。

【3Q】

1点を追う一橋は、序盤から積極的な攻めの姿勢を見せ続ける。3分、サイドからDF小堀がリスタートし、23mライン内にいるFW秦野へとロングパスを繋げる。5分半、ドリブルでボールを運んだDF小糸のパスを早稲田#19がカットし、カウンターを仕掛けてくが、MF岩尾が冷静にカットする。9分、早稲田#16が一橋のDF間のパスをカットし、そのままゴール前へと侵入する。シュートを試みるも、MF泊がクリアし一橋は難を逃れる。その後、早稲田のシュートで反則が取られ、一橋はコーナーを獲得する。11分半、DF小堀のスクープに付いた早稲田#9にイエローカードが出され、一橋は数的有利の状況となる。リスタートでDF小堀が敵陣23mライン内のMF泊にロングパスを出すと、FW渡部がボールをサークル内へと運ぶ。早稲田のGKが前に出たタイミングでMF泊が放った力強いシュートはゴールネットを揺らし、待望の同点ゴールを決める。直後の13分、早稲田#7がドリブルでボールを運ぶDF小糸への反則でグリーンカードが出される。11人-9人という一世一代の大チャンスを手に入れた一橋は、攻撃の手を緩めない。DF小糸の打ち込みをサークル内にいるFW阿部が冷静に収めMF岩尾へとパスを繋ぐ。最後はFW阿部が再びボールを受け、ゴール内へと押し込む。2点目を決め勢いに乗った一橋は、その後も攻めの姿勢を見せ続け、クオーターは終了。2-1と一橋優勢の状況で最終クオーターを迎えることとなった。

【4Q】

開始早々から、後がない早稲田の猛攻を受けて繰り返し自陣への侵入を許すが、人数をかけて冷静に守り抜く。3分、FW秦野が23mラインを突破。そのままドリブルでサークルインを目指すが、ここは相手DFにボールを奪われる。3分半、一橋のキックをとられ早稲田がPCを獲得。早稲田#3がシュートを狙うも、DF小糸の下ろしたスティックが阻み、一橋は得点を許さない。直後の4分にも再び早稲田にPCを与えるものの、出しが失敗し危機を免れる。7分半、パスを受けたMF三木がドリブルで23mラインを突破し相手のファウルを誘う。しかしここでDF田中が足を攣りコート外へ。プレーは止まったものの、集中を切らさない一橋は、敵陣でのリスタートから攻める。MF菅谷からFW秦野へとパスが渡ると、右からエンドライン際を一気にえぐりそのままシュート。ボールはゴール左下へと吸い込まれ、一橋は相手を突き放す3点目を決めた。直後の8分、三度早稲田のPCとなる。だが相手の止めが乱れ、一橋のビハインドとなり難を逃れる。9分、相手のパスミスを見逃さなかった一橋は、一瞬の隙をついて素早く右から攻め上がる。FW秦野が打ち込んだボールに、サークルトップのMF泊が反応してゴール前へとパスを出すが、FW佐川のタッチは惜しくも合わず決まらない。その後は攻め込まれる時間が続き、12分には早稲田がパワープレーへ移行したことで数的不利の状態となるも、GK池田を中心とした粘り強い守備で耐え抜く。13分、この日10本目となるPCを早稲田が獲得。早稲田#3のフリックはGK池田が危なげなくセーブする。残り2分、一橋は最後まで集中を切らさず堅固なDFで守り抜く。そしてホイッスルが鳴り、試合は3-1で終了。60分間を全員で戦い抜いた一橋は勝利をおさめ、今シーズンの目標であった1部昇格を見事決めた。

【主将総評】主将 4年 池田拓真

今シーズンの目標であった一部昇格を達成し、最高の形でシーズンを終えることができました。前半に失点を許しましたが、最後まで諦めずに戦い抜き、逆転に成功しました。しかし、1部校との技術の差を感じる試合でもありました。秋リーグに向け、1年生を含む全体の技術向上ができるよう、夏の練習に励んでまいります。

また春シーズンでは多くのOBOGの皆様に試合会場や国立グラウンドへ足を運んでいただき、非常に嬉しく思います。改めて感謝申し上げます。今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。

◯試合にお越しいただいたOB・OGの方々(以下敬称略)

S53卒 田中誠

S57卒 蓼沼宏一

S58卒 小川仁志

H2卒 下前雄

H5卒 山村泰長

R5卒 山縣 史弥

R6卒

佐藤萌

足立若菜

西畑日和

R7卒 

宮瀬幸希

北村友希

※お名前が漏れている方がいらっしゃいましたら何卒ご了承ください。

ご多忙の中お越しいただき、誠にありがとうございました。

本日の試合動画は、以下のリンクよりご覧ください。

動画の概要欄には得点及びPCの時間を記載しておりますので、そちらもご参照ください。

【1Q】

【2Q】

【3Q】

【4Q】


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